ゴールデンウィークまであと少し！
みなさんはどこかお出かけや旅行の予定はありますか？予定がある方は、今から楽しみにしている人も多いですよね。しかし、旅行日と生理が被ってしまわないか心配している人も多いと思います。すでに生理の予定日と被ってしまっている人や、生理不順でいつ生理がくるかわからない人、それぞれいますよね。生理と被らずに旅行を楽しめるのが一番ですが、被ってしまった時のために万全な準備と当日の対策方法を確認して素敵な休日を過ごしましょう。
旅行出発までの準備
1.生理日をずらす
ピルを使い、生理日をずらすことも方法の1つです。
生理を遅らせる際には中量用ピル、早める際には低用量または中量用ピルを使用することが一般的です。生理予定日までの残りの日数によりどちらを使用するかは変わります。
いずれも、余裕を持った生理日の移動が望まれます。旅行日の日程をよく確認しましょう。
■生理を早める場合
ずらしたい生理期間の1つ前の生理が開始してから5日目までに低用量ピルの服用を開始します。14日以上服用した後に、低用量ピルの服用を終了した2、3日後に生理が訪れることで生理を早めることができます。また、14日以上の服用が難しい場合は、中用量ピルを服用することで10日間まで期間を短くすることができます。
■生理を遅らせる場合
ずらしたい生理の開始予定日の5~7日前から中用量ピルを服用します。服用をやめると2、3日後に生理が訪れます。個人差がありますが、最長で1週間程度、生理を遅らせることができます。服用中に生理が来てしまった場合は服用をやめましょう。
2.生理用品や対策アイテムを持っていく
ピルを使用しない場合、持ち物に気を使うことで不安の軽減につながります。ここでは、旅行中にあると役立つ持ち物を紹介します。
■サニタリーショーツ
旅行の当日に生理がきてしまう可能性もある為、ナプキンやサニタリーショーツは持っていくと良いでしょう。
■ランジェリー用洗剤
経血がモレてしまった時は素早く洗うことがおすすめです。洗剤を持っていけなくても、水で浸けおきしましょう。
■生理用品処理袋
トイレにサニタリーボックスがなかった場合にあると便利です。
■バスタオル
宿泊先のバスタオルを汚すのに不安を感じる人や就寝の際に一枚引いておくとモレの不安の軽減になります。
旅行当日の生理への対応と対策
1.長時間の移動がある場合
移動で電車やバス、車など長距離であることも多い旅行。移動の際も工夫することで、生理中の旅行が快適になります。
■トイレ付きの車両へ
バスや電車を利用する際に、長距離であればトイレが付いている場合があります。その際には、トイレがある車両に座ることで、急な体調不良にもすぐに対応することができます。
■締め付けない服装
移動で座りっぱなしの状況が続くことがわかる時には、リラックスできる服装でいることが大事です。また、万が一経血で汚れても良い服装でいることも工夫できる一つです。
■タンポンや夜用ナプキンを使う
体の中で経血を吸収するタンポンは、ナプキンのようなズレやモレの心配がなくなります。また、長時間使用できるものであれば、トイレに行くタイミングの不安の軽減にもなります。
2.温泉や海に行く場合
旅行の楽しみの一つでもある中で、生理と被ると不安になりますよね。マナーや感染症のリスクから控えることも対処の一つですが、対策することで楽しむこともできます。
■月経カップの使用
温泉や海、プールどれも月経カップの使用がおすすめです。密閉性も高く落ちてくることや漏れる心配が少ないアイテムです。事前に使用の仕方に慣れるために練習しておくことをお勧めします。
■タンポンの使用
タンポンもモレを気にせずに過ごせるアイテムの一つです。しかし、感染症の注意が必要です。生理中は、雑菌が入りやすくなっています。タンポンは、入浴後はすぐに取り出しましょう。
3.宿泊先での就寝時
生理中の睡眠時のモレの多くが「伝いモレ」です。生理中でも安心して眠るための工夫をしましょう。中でも、タンポンとナプキンの併用は有効的です。また、タオルや防水シーツを引くことでマットレスを汚すことを防ぐことにもつながります。
4.旅行先での予期せぬ生理
旅行中、予定日ではないのに突然生理が来てしまった場合、準備をしていない場合もありますよね。国内旅行だと、ナプキンや鎮痛剤などを現地調達がすぐにできますが、
海外旅行の場合、慣れない土地でお店を探すのも、自分自身に合う生理用品を探すのも一苦労してしまいます。
生理の予定日ではなくても、旅行の際は生理用品を持っていくようにしましょう。
また、防水機能に優れたインナーショーツをプラスワンで履いていれば突然生理が来てしまっても洋服を汚す心配がありません。
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まとめ
旅行と生理は、なるべく被らないようにしたいですが、事前の対策や対処方法を知ることで十分に楽しむことができます。旅行は、普段と違う環境であるからこそ楽しめる反面、生理になった時にスムーズに対応できるように対策をしておくことが大切です。旅行を共にする家族や友人、パートナーに相談しておくようにしましょう。特に、被る予定が全くない場合でもポーチにナプキンや痛み止めを一つでも入れておくことをおすすめします。
